7月19日(日)に第4回マジック教室が終わりました。
ロイヤルロードトゥカードマジックを元にしたカードマジックの基礎講座は第一章のオーバーハンドシャフルのまとめとして「ピンキーダズイット」と「カードと数字」の2作品を学びました。最初の作品はルポールの即席版カードライジングとほぼ同じものですが、少しひねりが利いていて最後にはせりあがったカードを客に抜いてもらうことが出来ますし、本当に真ん中から出てきたことを示すこともできます。2番目の作品は平凡なタイトルとは裏腹に最も不思議なカードマジックのひとつでした。日本ではあまり使われない独特の手法が用いられています。二重の現象の重なりが相乗効果を生んでいると思います。この第一章ではオーバーハンドシャフルによるカードコントロールとフォールスシャフルをしっかりと覚えることが目的でした。
後半はロープとシルクを行いました。本来はサロンマジックの基本中の基本ですがこれを本で覚えるのはとても難しく、現在こうした基本技法をしっかりと学ぶことでマジシャンとしての根幹を作ることが出来ると思います。どちらもフォールスノットを行いました。
前回はコロナの影響もあり二次会を行いませんでしたが、今回は4か月ぶりの打ち上げとなりました。衛生面などに気をつけ、紙製の弁当箱を使い、魚や野菜などの生ものは避けました。マジックの勉強も楽しいのですが、こうして終わった後にみんなと飲んだりすることが何より楽しいです。今回4年ぶりに来てくれたお客様、初参加のお客様もいてとても嬉しかったです。また初の試みとしてオンラインでも行いました。では次回8月23日にお会いしましょう。